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マルチメディアDAISY図書オンライン勉強会を開催しました!



5月23日・30日の2日間に渡り、「マルチメディアDAISY図書オンライン勉強会」が開催されました!今回の参加者は21名です(会員限定、高校生までの患児の保護者を対象)。


初日は「わいわい文庫」、第2日目は「マルチメディアDAISY教科書」をテーマに、ICT支援のプロフェッショナル・福島勇先生に講演いただきました。また、ゲストでわいわい文庫のご担当・中村さんも参加いただきました。


福島先生は実際の画面を見せながら、操作方法をわかりやすく丁寧に解説してくださいます。機能の紹介、おすすめのiPadアプリ、オンライン図書館「サピエ」、デジタル教科書との違いなど、すぐに役立つ情報も多数紹介いただきました!質疑応答の時間も、熱心なやり取りで盛り上がりました。



受講後アンケートでは、わいわい文庫について「いろんな本をダウンロードして積極的に活用していきたい」と回答した受講者が93%!「子供が自分だけで操作して読める」「いろんな本が揃っている」「読み上げなど様々な機能がある」といった声が多く聞かれました。


マルチメディアDAISY教科書については、88%の受講者が「今後大いに活用したい」と回答。一方で「活用したいが学校での環境が整っていない」「学校支給のタブレットに導入できたら活用したい」という声もありました。


以下、受講者より寄せられた回答を一部ご紹介します。



【受講者アンケートより】


★ アプリや利用方法など沢山教えていただき、これから子供と使ってみたい!子供にとってどういう使い方がいいかな?など、明るいイメージが色々沸きました。 ありがとうございました。


★ 本を読むことはとても大切だと考えており、今回の勉強会で学んだことで、実際にWindowsPCやiPadに簡単にダウンロードできたので、活用していきたい。


★ 受講前まではわいわい文庫を知らない私でした。ですが、絵本が大好きな娘や障害児の為の様々な機能を含み、ストレスが少なく、学習も兼ねて読めることに大変興味がわきました。親に絵本を読んでもらう!ではなくて、絵本を自ら読む為の近道になると思いました。


★ 子供は手の力が弱く、紙の本をめくるのが大変で、読みたくても疲れて少ししか読めず、他の人に本をめくるのを助けてもらってます。 「わいわい文庫」を初めて知って、本当に助かります。大いに活用したいです。


★ 私は2日間参加させていただき、わいわい文庫などたくさんの電子絵本、教科書について勉強できて、本当に良かったです! 残念ながら、今まで福島先生にお会いしたり、お話することはありませんでした。 ですが、福島先生のご活躍のおかげで私たち親子は、SMAという病気にもポジティブでいることができます。そして、我が子の将来への可能性を強く期待することができます。 ありがとうございます。


★ 今回の勉強会に参加しなければ分からなかったことがたくさん知れて、就学に向けてよい勉強となりました。実際に授業や学習等で活用されている方のお話も(具体的にどのような場面でどのように活用しているかなど)聞けたらなお参考になったなと思いました。


★ わいわい文庫を楽しそうにスイッチ操作で読みながら、「これ!ぼくのおすすめ」「ぼくが読んであげるねぇ」と目配せをして読んでくれる姿にほっこりとして、可愛いなぁ、嬉しいんだなぁと思いました。 これまでも他の絵本アプリを読むことがありましたが、のじぎく等で読むマルチメディアデイジーの書籍は読んでいる部分も反転して分かりやすく、自分で操作が出来て楽しいみたいです。 可能性ややりたい気持ち、それを引き出す様々な手段をこれからも模索し、息子が息子らしく日々を生活し学習できるようにしていきたいと改めて思いました。 とても分かりやすく、やってみよう!と思える研修で、ICTに疎い私にはとてもありがたいご講演でした。



SMA家族の会では、今後も皆さんに役立つような勉強会やイベントを企画・運営して参ります。「こんなイベントがあるといいな」等のリクエストもぜひお寄せください。

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