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「第51回日本マススクリーニング学会」に参加しました

2024年8月23日(金)と24日(土)の2日間、熊本城ホールにて開催された「第51回日本マススクリーニング学会学術集会」に参加しました。


今年1月より、こども家庭庁による「新生児マススクリーニング検査に関する実証事業」が開始されたことを受け、新規拡大スクリーニングが全国への広まりを見せています。


本学会では全国の医療者より、各自治体における実証事業の実施報告が行われ、スクリーニングによってSMAの早期発見・早期治療に結びついた事例が大変多く発表されました。


また、シンポジウム「新たな新生児スクリーニングの公費化に向けて」では、自見はなこ大臣によるビデオメッセージが流され、地域創生担当大臣および小児科医としての観点から、新規拡大スクリーニングの全国一律での公費実施の必要性が語られました。


さらに、製薬企業との共催セミナー「脊髄性筋萎縮症における新生児スクリーニングの全国実施と公費化への軌跡」では、当会会長が公費実施への取り組みと今後への期待について、患者家族の視点から講演を行いました。


患者会ブースにもたくさんの医療関係者や財団職員、報道関係者の方々が訪れてくださり、SMAにとってのスクリーニングの有効性を啓発することができました。スクリーニングの熱い息吹とすばらしい成果を実感でき、まさに”新時代”を感じる学会となりました。


お手伝いに来てくださった熊本県内の会員の皆さま、準備から片づけまでご苦労様でした。また、本学会においてSMAの啓発にご尽力賜りました皆さまに心より感謝申し上げます。




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